英語が話せない私でも、おうち英語はできました。
0歳から始めて、娘は6歳で英検準2級に合格。
無理なく始められる、シンプルな方法をご紹介します。
はじめに
おうち英語、やるべきことはたった1つ
結論から言うと、おうち英語でまずやるべきことは、たったひとつ。
それは、
ほんとうに、それだけです。
この先、日本で暮らしていれば、日本語はもう嫌というほど耳にします。
だからこそ、それと同じくらい英語の「音」もたっぷり聞かせてあげる必要があるんです。
我が家は、私も夫も日本人で、どちらも英語は話せません。
日本に住んでいるからこそ、こういうやり方になりました。
もしパパやママがネイティブだったり、日本以外に住んでいるなら、また別の方法があると思います。
具体的には何をすればいいの?
「英語の音を大量にインプット」と言われても、実際に何をすればいいの?と思いますよね。
我が家が実際にやっていたことを紹介します。
① 英語の歌のかけ流しからスタート
まず最初のステップは、英語の歌を毎日かけ流すことでした。
我が家では、格安のCDプレーヤーを購入して、赤ちゃんの頃から英語の音楽を流していました。
娘が0歳のときから、親子で英語の歌を一緒に聴いていたんです。
たとえば、YouTubeの「Super Simple Songs」というチャンネルには、小さな子ども向けの楽しい英語の歌がたくさんありますよ。
我が家の小1の娘も、今でも楽しく観ています。
音楽だけをBGMのように流すのもOKですし、もしお子さんが動画を観たがるようなら、一緒に画面を見てもいいと思います。
興味がなくても、とにかくながす!
「うちの子、あんまり興味なさそう…」
そんなときでも、とにかく流し続けてみてください。
大人だって、カフェで流れるBGMをじっくり聴いているわけじゃないけど、ふとしたときにメロディが耳に残っていたりしますよね。
子どもも同じです。
ほかの遊びの邪魔にならないくらいの音量で、さりげなく英語の歌を流すだけでOK。
我が家では、生まれたときから何かしら英語のCDを流していました。
最初は当然ながら何の反応もありません。
でも、だんだんとそれが“当たり前の環境”になっていきました。
1歳を過ぎたころには、歌に合わせて体を揺らしたり、音に反応するように。
2歳を過ぎると、一緒に歌う姿も見られるようになりました。
お気に入りの英語ソングCD
英語の歌は、基本的に何でもOK。
ただ、できればお子さんが一緒に歌いやすいものがオススメです。
我が家のお気に入りはこれです。
『ミッフィーといっしょにあそぼう!えいごのうた〜生まれた時からそばにある英語BGM〜』
🔽親子でゆったり聴ける優しい歌が多くておすすめです
女の子ならディズニープリンセス、男の子ならトーマスなど。
お子さんの「好きなキャラクター」の英語ソングを探してみるのもよいですね。
知っているメロディだと、英語でもスッと入りやすいです。
② 絵本の読み聞かせもおすすめ
小さなお子さんがいるご家庭では、絵本の読み聞かせをしている方も多いですよね。
たとえば、毎晩日本語の絵本を5冊読んでいるとしたら、そのうちの1冊を英語の絵本に変えてみるのはいかがでしょうか?
「全部英語にしなきゃ!」と気負わずに、気楽に1冊だけ取り入れる感じで大丈夫。
無理なく取り入れる工夫をしよう
英語の絵本も、最初はママが気に入ったものから数冊そろえてみるのがおすすめです。
「自分で読むのはちょっとハードルが高いな…」という場合は、CD付きの絵本を選ぶのも手。
最近は読み上げ機能のあるデジタル絵本やアプリもたくさんありますよね。
こういったツールをうまく活用すれば、英語が得意じゃなくても全然大丈夫です。
我が家でのお気に入りは「CTP絵本」
我が家では、気に入った絵本を見つけたときに1冊ずつ購入していますが、娘が1歳のときに思いきって「CTP絵本セット」をまとめて購入しました。
このCTP絵本は、CD付きなので、かけ流しにも使えるのがとっても便利。
お話のテンポもよくて、音楽に合わせてリズムよく読める絵本もあり、親子で楽しく取り組めました。
CTP絵本については、別の記事で詳しくご紹介する予定ですので、興味のある方はそちらもぜひチェックしてみてください。
③ 簡単な英語で語りかけてみよう
「おうち英語に語りかけって本当に必要なの?」と感じる方もいるかもしれません。
正直、絶対に必要!とは言い切れませんが、できるなら取り入れてみるのがオススメです。
特に赤ちゃんのうちは反応がまったくなくて、「これ意味あるのかな?」って思ってしまうこともあります。
それでもコツコツ続けていくことが大事です。
語りかけのいちばんのメリットは…ママ自身のモチベーション!
私が語りかけを続けてきて感じたのは、
「語りかけって、子どものためだけじゃなく、ママのモチベーション維持にすごく効果がある」ってこと。
語りかけをしていると、「今日もがんばれそう!」という気持ちになれるんです。
モチベーションは、心の中の「小さな情熱」
ここで言うモチベーションって、
「今日もワークやらせなきゃ!」「あの動画も見せなきゃ!」という“タスク感”ではなくて、
心の中にひっそり燃えている小さな情熱みたいなもの。
おうち英語って、孤独になりがち。
同じことをやっているママ友が身近にいればいいけど、なかなかいないのが現実…。
まずは “Good morning” から
そんなときでも、自分の口から英語が出るだけで「よし、やってるぞ!」という気合が入りました。
たとえたった一言の語りかけでも、続けることで自信にもつながっていきます。
まずは毎朝の「Good morning!」からスタートしてみませんか?
1日の始まりがちょっと楽しくなるかもしれません。
おわりに
やるべきことは、
これだけです!
新しいことにチャレンジするのって、不安だったり面倒に感じることもありますよね。
でも、始めてみると楽しいことや嬉しいこと、時にはちょっと大変なこともあるけど、
そんな感じで私はもう7年続けています。
ちなみに、インプットがある程度たまれば、自然とアウトプットも始まると思います。
アウトプットは全然心配しなくて大丈夫ですよ。
もし何かあれば、お気軽にメッセージくださいね。
おうち英語仲間として、一緒にがんばりましょう。
わたしが「おうち英語」を始めたのは、今から7年ほど前。
娘が0歳のときです。
英語が話せない私に、おうち英語なんて本当にできるのかな……と半信半疑でした。
でも今、6歳の娘は英検準2級に合格する英語レベル。
続けてきて良かったなと、心から思っています。
この記事は、
にぜひ読んでいただきたいです。
これはあくまで我が家のやり方で、0歳のときからスタートしたケースについて書いています。
すべての年齢・すべてのお子さんに当てはまる方法ではないかもしれません。
でも「こんなやり方もあるんだ〜」と、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。