英語多読をはじめたいけれど、続けられるか不安……
そんなご家庭におすすめなのが、読書記録手帳。
娘が幼稚園のころに使っていた『めざせ100万語!読書記録手帳』がとてもよかったので、今回はその魅力をご紹介します。
楽しみながら読書習慣をつけたい方の参考になれば嬉しいです。
お子さんだけじゃなくて、大人にもおすすめだよ~
目次
『めざせ100万語! 読書記録手帳』って?
⬇️2025年3月に19版が発刊されました
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この手帳を作ったのは、英語多読を提唱する古川昭夫先生(SEG・SSS英語多読研究会)です。
名前を見て「えっ、古川昭夫先生って……あの数学の?」と反応した方もいるかもしれません。
そうなんです、あのSEGの古川先生!通称、社長です!
(私、元SEG生なので「古川先生=数学」のイメージが強くて、最初はびっくりしました。笑)
今は、SEGで英語多読のコースも担当されているようです。
この『めざせ100万語! 読書記録手帳』は、その名の通り「英語多読で100万語を目指す人」のために作られた記録ノート。
シンプルながらとても使いやすいです。
多読初心者から経験者まで幅広く使える手帳で、自分の読書歴がひと目でパッと分かるのが嬉しいポイント。
お子さんの多読管理にもぴったりで、親子で一緒に記録を楽しむのもおすすめです。
手帳の特徴は?記録も選書もサポート!
『めざせ100万語!読書記録手帳』は、ただの記録ノートではありません。
特徴①:語数記録ページ
読んだ本の書名・語数・評価・感想を書き込めるページが用意されています。
感想欄は小さいので、ほんの一言でOK。
文字が書けるようになったばかりの子にもぴったりです。
特徴②:選書に便利なガイドつき
手帳の後半には、レベル別におすすめ洋書やリーダーズの一覧が掲載。
次に何を読もうか悩んだときの強い味方になります。
※記録欄は前半のみなので「記録だけできればいい」という方には不向きかも。
実際に使ってみた感想

娘が年中〜年長の頃に使い始めました。
ちょうど文字を書くのが楽しくなってきたタイミングです。
記録欄には、娘自身が書名や語数、感想を書いていました。
感想といっても、ひとこと『Fun!!』とかですけどね。笑
語数を毎回足していくので、ちょっとした計算の練習にもなります。笑
たしか、達成した語数ごとに、ゴールを目指して色塗りをしていたような記憶もあります。
そして、記録をつけるのが楽しくて、読書も自然と習慣に。
手帳1冊使い切ったところで一旦この取り組みは終了しました。
読書の習慣がついたので、読書記録手帳の役割は十分果たしてくれたと思います。
読書記録手帳はこんなお子さんにおすすめ
記録好きなお子さん
子どもは、毎日達成するとシールを貼ったり、記録したりするのが好きですよね。
うちの娘も、そのタイプでした。
記録をすることでどんどんモチベーショ上がって、もっと本を読みたくなるんです。
そんな好循環を生み出してくれるのが、この読書記録手帳の魅力です。
文字を書くのが楽しくなったお子さん
この読書記録手帳は、特に文字を書くことに興味を持ち始めたお子さんにおすすめです。
「何か書きたい!」という気持ちと、「本を読んだ記録をつけたい!」という気持ちが重なって、
楽しみながらどんどん記録を増やしていくことができるんです。
足し算ができるお子さんなら、読んだ語数を足して積みあげていくのも楽しさの一部に。
注意:すべてのお子さん合うわけではない
もちろん全てのお子さんに合うわけではありません。
実際、うちの息子はこの記録手帳には合いませんでした。
彼は文字を書くのがあまり好きではないので、記録をつける作業が苦痛になってしまうんです。
だから、この読書記録手帳は娘は使いましたが、息子は一度も使いませんでした。
お子さんが記録を楽しめるタイプだったらぜひ使ってみてください。
読書レベル別の本を探している方にも
手帳の巻末には、レベル別におすすめの洋書やリーダーズが紹介されています。
どんな本を選べばいいのか悩んでいるおうちの方にも大変便利です。
他にもあるよ!古川先生のおすすめ本
読書記録手帳以外にも、親子や子ども向けに役立つ著書がいろいろ。
どれも、おうち英語に役立つ情報がぎっしりです。
⬇️イギリスで教科書として使われている『Oxford Reading Tree』のKipperシリーズ。CD付
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⬇️社会・理科のトピックを扱うイギリスの小学校教科書『Info Trail』を読んでみよう
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⬇️英語多読を続けるためのバイブルかも?
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おわりに:英語多読の入り口におすすめ
記録する楽しさが、英語の本をもっと身近な存在にしてくれる。
『めざせ100万語!読書記録手帳』は、英語多読の入り口にぴったりのアイテムです。
目的は「記録そのもの」ではなく、「読書を習慣にすること」。
楽しく続けられそうなお子さんなら、ぜひ試してみてください。
🌱 気になる方はこちらからチェック
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記録が読書のきっかけになることもあるよ〜!